BOOKS
ジブンの世界はジンブンでできている4
学校から地域へ飛び出した社会学者 × 授業から考える日本語教育研究者 × 実践しながら哲学する教育哲学者
前川直哉
三好優花
長戸光
教える人は、ずっと迷っている。
ジェンダー×日本語教育×教育哲学。教える側に立ち続ける三人が、教育の正体を問い直す、インタビュー&鼎談集第4弾!
灘校の教員を辞めて福島へ移り住んだ社会学者。「これ、教えにくいな」という引っかかりから研究を組み立てる日本語学者。相馬の中学生と全力で遊びながら、人の成長を考え続ける教育哲学者。三人に共通しているのは、教室に立ち続けてきたこと、そして「教えること」に居心地の悪さを感じ続けてきたことだった。休み時間にトイレの個室にこもる生徒が「時計をつけてほしい」と言った理由。「〜しようと思う」を教えても学生が使ってくれない理由。学校の五十分授業と十分休みが、誰の身体を基準に作られているのか。目の前の小さな違和感をほどいていくと、教育という日常のすぐ裏側に、まだ答えの出ていない大きな問いが並んでいる。
子どもや後輩、部下に何かを教える立場にいるあなたも、自分が受けてきた教育に引っかかりを抱えているあなたも。中学生から大人まで、あなたの世界を拡張し、豊かにする「ジンブン学」の実践、シリーズ第4弾!
■本書に登場する研究者たち
前川直哉:学校から地域へ飛び出した社会学者。母校・灘校の教員を辞めて福島に移住し、ジェンダー・セクシュアリティの歴史研究と、被災地の子どもたちの学習支援を続けている
三好優花:授業から考える日本語教育研究者。留学生に教えていて「説明しにくいな」と感じた文法を出発点に研究を立ち上げ、筑波大学で日本語を教えている
長戸光:実践しながら哲学する教育哲学者。福島県相馬市の中高生と関わりながら、人はどうすれば過去の重みを背負ったまま新しい習慣をつくれるのか、を問い続けている
■もくじ
・まえがき
・第一部 学校から地域へ飛び出した社会学者
テーマを変えながら、何度も問い直す/「なぜ起きたのか」を問い続ける授業/つまらないところに来てしまった/「しんどそうだから、マシュマロあげるよ」/マジョリティは、自らの特権に気づかない/昭和の公害と同じ構造/日本史は「中央」を主語に書かれている/あてのないまま、福島へ ほか
・第二部 授業から考える日本語教育研究者
教室で生まれた問いを、研究に持ち帰る/「日本語を教えるとは」という授業/「難しかったです」と言われた一コマ/先生に、メールを一本/「研究の能力は全然ないな」/自動詞と他動詞のあいだ/コーパスが見せた、教科書とのズレ/「〜しようと思う」は、あくまで一例 ほか
・第三部 三人の教育者が、教室の当たり前を見直してみた
研究より、教えることが好き/習慣という問いにたどり着くまで/「しようと思ってます」と「つもりです」の違い/アニメで日本語を覚える/日本人みたいに話すべき?/標準とされる男性の身体/トイレの個室に、時計をつけてほしい/男子校の呪縛と、なめられたくない衝動/出産して初めて見えた、性別役割の壁/教育哲学を「する」ということ/デートマニュアルと、教育の気持ち悪さ/教育は良くも悪くもおせっかい/モヤモヤを大切にする/地域ガチャを超えて/生存力では、彼らの方が上/スウェーデンで見た、隔離と怒り/子どもが傷ついたなら、その教育は失敗だ/他者理解は、できるかどうかじゃない ほか
・あとがき
・ブックリスト
■ジブンジンブン編集部について
「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学の面白さを発信する出版社。2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。2025年から出版社として活動を本格始動。2025年8月、シリーズ第一弾を刊行。書籍やワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。
ジェンダー×日本語教育×教育哲学。教える側に立ち続ける三人が、教育の正体を問い直す、インタビュー&鼎談集第4弾!
灘校の教員を辞めて福島へ移り住んだ社会学者。「これ、教えにくいな」という引っかかりから研究を組み立てる日本語学者。相馬の中学生と全力で遊びながら、人の成長を考え続ける教育哲学者。三人に共通しているのは、教室に立ち続けてきたこと、そして「教えること」に居心地の悪さを感じ続けてきたことだった。休み時間にトイレの個室にこもる生徒が「時計をつけてほしい」と言った理由。「〜しようと思う」を教えても学生が使ってくれない理由。学校の五十分授業と十分休みが、誰の身体を基準に作られているのか。目の前の小さな違和感をほどいていくと、教育という日常のすぐ裏側に、まだ答えの出ていない大きな問いが並んでいる。
子どもや後輩、部下に何かを教える立場にいるあなたも、自分が受けてきた教育に引っかかりを抱えているあなたも。中学生から大人まで、あなたの世界を拡張し、豊かにする「ジンブン学」の実践、シリーズ第4弾!
■本書に登場する研究者たち
前川直哉:学校から地域へ飛び出した社会学者。母校・灘校の教員を辞めて福島に移住し、ジェンダー・セクシュアリティの歴史研究と、被災地の子どもたちの学習支援を続けている
三好優花:授業から考える日本語教育研究者。留学生に教えていて「説明しにくいな」と感じた文法を出発点に研究を立ち上げ、筑波大学で日本語を教えている
長戸光:実践しながら哲学する教育哲学者。福島県相馬市の中高生と関わりながら、人はどうすれば過去の重みを背負ったまま新しい習慣をつくれるのか、を問い続けている
■もくじ
・まえがき
・第一部 学校から地域へ飛び出した社会学者
テーマを変えながら、何度も問い直す/「なぜ起きたのか」を問い続ける授業/つまらないところに来てしまった/「しんどそうだから、マシュマロあげるよ」/マジョリティは、自らの特権に気づかない/昭和の公害と同じ構造/日本史は「中央」を主語に書かれている/あてのないまま、福島へ ほか
・第二部 授業から考える日本語教育研究者
教室で生まれた問いを、研究に持ち帰る/「日本語を教えるとは」という授業/「難しかったです」と言われた一コマ/先生に、メールを一本/「研究の能力は全然ないな」/自動詞と他動詞のあいだ/コーパスが見せた、教科書とのズレ/「〜しようと思う」は、あくまで一例 ほか
・第三部 三人の教育者が、教室の当たり前を見直してみた
研究より、教えることが好き/習慣という問いにたどり着くまで/「しようと思ってます」と「つもりです」の違い/アニメで日本語を覚える/日本人みたいに話すべき?/標準とされる男性の身体/トイレの個室に、時計をつけてほしい/男子校の呪縛と、なめられたくない衝動/出産して初めて見えた、性別役割の壁/教育哲学を「する」ということ/デートマニュアルと、教育の気持ち悪さ/教育は良くも悪くもおせっかい/モヤモヤを大切にする/地域ガチャを超えて/生存力では、彼らの方が上/スウェーデンで見た、隔離と怒り/子どもが傷ついたなら、その教育は失敗だ/他者理解は、できるかどうかじゃない ほか
・あとがき
・ブックリスト
■ジブンジンブン編集部について
「ジンブン学をジブンごとに」を合言葉に、人文学の面白さを発信する出版社。2018年、東京大学在学中に結成。同大学の学園祭で、人文学研究の魅力を紹介する展示「ジブン×ジンブン」を出展し、3日間で1500人を動員。2025年から出版社として活動を本格始動。2025年8月、シリーズ第一弾を刊行。書籍やワークショップを通じて、人文学のエッセンスを日常生活に取り入れる楽しさを伝えている。

