| 開催日 | 2025年8月24日 |
|---|---|
| 会場 | 高大歴史接続研究会「SCool Out!」開催会場 |
| 参加者 | SCool Out!参加者(中高教員・研究者・探究学習関係者) |
| 利用テクスト | 「改正方角五畿内掌覧」(1841年/天保12年 刊行の近畿地方古地図) |
高大歴史接続研究会「SCool Out!」でのジンブンアトラスの報告
「やらされ探究」から「夢中になる探究」へ。近畿地方古地図を題材にしたポスター発表&対話セッション。
高大歴史接続研究会が主催するイベント「SCool Out!」で実施したポスター発表&対話セッションです。中高教員・研究者・探究学習の関係者が集まる場で、ジンブンアトラスを「生徒の主体性と対話を育むワークショップ」として紹介しました。 メインメッセージは 「やらされ探究」から、「夢中になる探究」へ。生徒が「やりたいこと」を見つけられない、先生が生徒のモチベーションを引き出せない──探究学習の現場で誰もが感じている「困った!」に対して、ジンブンアトラスを解決策として提示する構成です。 会場では近畿地方の古地図「改正方角五畿内掌覧」を大判で掲示し、参加者(教員・研究者)に実際に付箋を貼ってもらいながら対話するライブ実践を行いました。ポスターを読む→実際にジンブンアトラスを体験するという二段構えで、探究学習の教材としての有効性を教員自身に身体で理解してもらう仕掛けです。
ワークショップの進め方
「なんか気になる」を付箋に【心理的安全性の確保】
まずは正解・不正解を気にせず、どんな小さな気づきも付箋に書き出して「見える化」。これが「何を言っても大丈夫」という安心感につながり、全員参加の土台を作る。
「なんで?」を話してみる【内発的動機の点火】
自分の「気になる」を話したり、他者の意外な視点に驚いたりする中で、「もっと知りたい!」という好奇心に火が付く。生徒が「やらされている」のではなく「やりたい!」と思う瞬間を作る。
「問い」に育てる【対話による知の共創】
対話を重ねることで、最初の素朴な気づきが、やがて「これも面白いかも?」「じゃあ、こういうこと?」と、自分だけのユニークな「探究の問い」へと育っていく。
実践結果
探究学習を担う全国の教員・研究者にジンブンアトラスのエッセンスを届ける発信の機会となりました。単なる紹介ではなく、会場で古地図を囲んで実際に付箋を貼る体験型の展示とすることで、「生徒の目が輝く瞬間を自分の目で確認する」体験を提供しました。松原高校・足立東高校など過去の実施事例のコメントも紹介し、探究学習の現場への導入可能性を具体的に示しました。
