灘高校土曜講座でのジンブンアトラスの実践(2022年10月)
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開催日2022年10月29日
会場灘中学校・高等学校
参加者灘中学校・高等学校の希望生徒(土曜講座参加者)
利用テクスト神戸新聞(2022年10月28日朝刊)/『ニュービジュアル家庭科 資料+成分表 2012』実教出版/夏目漱石「坊っちゃん」直筆原稿(集英社新書カラー複製版)
WORKSHOP

灘高校土曜講座でのジンブンアトラスの実践(2022年10月)

新聞・家庭科資料集・『坊っちゃん』直筆原稿を題材に、問いの立て方を体系的に学ぶ。

灘中学校・高等学校

灘校土曜講座における第2回目のジンブンアトラス。前回の振り返りを踏まえ、「問いの立て方」により深く踏み込んだ設計としました。 地方紙(神戸新聞)・高校教材(家庭科資料集)・文学古典の直筆原稿(坊っちゃん)という、普段の学校生活の延長線上にありつつも違う切り口からアプローチできる3つのテクストを用意。「気づき」から「問い」へ、さらに「問いを問い直す(相対化する)」という段階を生徒に体験してもらうことを意図した回です。

ワークショップの進め方

STEP 01

テクストと出会う

新聞・教材・文学古典という、普段は別々に触れる3種類のテクストを同時に扱う。それぞれの背景情報を共有。

STEP 02

気づきを付箋で

気になった箇所、違和感のある箇所を付箋に書いてテクストに貼っていく。

STEP 03

気づきを問いにする

自分の気づきを「なぜ?」「どうして?」の問いの形に整える。

STEP 04

問いを問い直す

立てた問いを別のテクストと照らし合わせたり、他者との対話を通じて相対化する。自分の問いを俯瞰する視点を獲得する。

実践結果

生徒たちは「問いのたて方」というテーマを、1回目よりもさらに深く考えるきっかけを得ました。普段は触れないテクストに触れ、自分の興味関心を別の分野にも広げていこうとする声が多数寄せられました。

参加者の声

「問いのたて方」という重要なテーマを考えるきっかけになれた。そしてその広げ方も考えた。
身近だけど考えたことがなかったものからどんどん発展していくのが面白かった。
議論をするような講座で楽しく受講できた。普段見過ごしているような「当然」を見つめ直し、考えを深めることができた。
「問いを立てよう」という考えのうえで文章を読んでみると、今までは考えもしなかったような疑問がどんどん出てきて、気づいたら全く違うスケールの話になっていたりして面白かったです。
人文学を通して、自分の価値観を相対化するというのはとてもおもしろい事だなあと感じました。
日常的な疑問の意識から、仲間同士の対話や講師との話を通じて人文学の考え方につながっていく様子がおもしろかった。
今日の授業を通じて多分野の専門書でなくても入門書を読んでみようと思いました。

当日の様子

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